ブログ ことぶき歴史鑑定
八橋かきつばた園(知立市八橋町)
2021-05-09
カテゴリ:歴史鑑定
オススメ
知立市八橋町の無量壽寺にある、八橋かきつばた園に行きました。
この地で有名なのは、「伊勢物語」で平安時代の歌人在原業平とおぼしき主人公が「かきつばた」の5文字を句頭に入れて詠んだ歌、
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」です。
かきつばたは見頃を過ぎていましたが、それゆえか人も少なくゆっくり鑑賞することができました。
園内には在原業平の像と歌碑があり、伊勢物語がつくられた平安時代を偲ぶことができます。
地名である八橋と同じ名前の和菓子が販売されていましたので、お土産に購入しました。
和菓子の八橋は京都のお菓子だと思っていましたので、便乗して販売しているのだなとその場では感じました。
しかし帰宅してからお菓子の中に入っていた説明書きを見ると、知立の八橋の地名が和菓子の名前の由来だとわかりました。
周辺の地価公示知立‐3(知立市八橋町的場43番2外)は、令和3年1月1日時点で98,800円/㎡、年間変動率‐1.2%です。農家住宅も見られる既成住宅地域であり需給関係は概ね安定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により需要は弱含んでいる状況です。
晩春の風情を楽しむことができた一日でした。