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ブログ ことぶき歴史鑑定

AIチャットボット作成記

2020-05-30
カテゴリ:AI
『Watson開発入門』
新型コロナウィルスの影響で外出自粛が続いていましたので、アフターコロナの社会を推測し、ピンチをチャンスに変えるための方策を考えました。以前からAI(人工知能)に興味がありましたので、AIを使ったチャットボットを作ってみることにしました。チャットボットとはチャットをするロボットのことですが、感覚的にそれほど難しくはないような感じがしましたので、チャレンジしてみました。
まず、関連する本を買いました。『Watson開発入門』という本です。これはIBMのWatsonというAIソフトウェアプラットホームを利用してAIを搭載したアプリケーションを開発する方法が書かれています。Python(パイソン)などのプログラミング言語を使わずに済むという点で文系の私にも出来そうな気がしました。
未だにアプリケーションの開発というものの基本が良く分かっていませんが、ぼんやりと一つ一つのまとまりが繋がって一つのアプリケーションが使えるようになることが分かってきました。
 
Watson Assistant Dialog
単純にIBMのWatsonがAI開発にはよく使われているようなのでこれにしましたが、amazonやgoogleでも似たようなものは出しているようです。あと、日本語の言語処理に対応しているのはWatsonくらいしか無かったかも知れません。
 
LINE Developers
今回分かったのは、UIと呼ばれるユーザーインターフェイスを用意しないとAIという知能があっても、表現できないということです。そこで、今のところ大勢の人が使っていて、無料で利用できるLINEを使って提供しようと考えました。ただ、作った後に気が付いたのですが、LINEは友達追加してもらわないと提供できないのです。友達追加というのはやはり抵抗がありますし、その前にLINEのアカウントを知ってもらうために会社のWebページを閲覧してもらう必要があるのです。それならば、会社のWebページをユーザーインターフェイスにした方が効率的です。
 
コトブキくん
話は逸れますが、LINEやWebページなどにアプリケーションを搭載することを「実装する」というそうです。何かすこし、物を造っているという感じがして、普段の仕事では味わえないカッコよさを感じました。
今回のものは実質2週間くらいで形になりましたが、簡単な仕組みのものです。想定する質問に対して、あらかじめ回答を用意してあるのですが、質問者の質問が、想定する質問のどれに該当するのかを、AIのWatsonを駆使して判断するという仕組みです。
このとき、質問者の質問を予測することが結構難しく、公開してから実際の質問を多く投げかけてもらうことがスムースな受け答えが出来るようになるための近道であると言えます。
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