ブログ ことぶき歴史鑑定
ブログことぶき歴史鑑定は、(株)寿資産評価が運営しています。
鑑定評価の現場調査などの際に訪れた地元の史跡などを紹介します。また、スタッフの日常の出来事なども綴ります。
豊川稲荷
2019-01-05
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鑑定評価に馴染まない評価
2018-12-17
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最近高圧線下地の案件が多く、なぜか現在3件も抱えています。
今日も現場に行ったのですが、自分が住むならやはりちょっと避けたいものです。電波障害や風切り音、建築規制などを根拠として、鑑定評価や固定資産評価では減価を行いますが、この様な物理的な要因だけでなく、何となく気が乗らないような心理的に嫌だなと感じるものがないでしょうか。
このような土地は他にも色々有ります。
たまに通る道沿いに、廃線となった鉄道の線路跡地だった場所に住宅が建っています。昔、電車が走っていた場所だと思うとちょっと気が引けます。
風水では、T字交差点の突き当たり部分や、カーブの外側の膨らんでいる部分は、路殺といって避けた方が良いと言われています。多分、気の力が集まってしまうからだと思います。
このようなちょっと住むのを避けたい土地は、人によって感じ方が違うので、減価をすべきか、するなら何パーセント下げるのか判断が難しいところです。あまりにも評価人の主観が入り込むのは避けた方が良いと思いますが、その評価書を見る人も、そういう考え方があるんだと気付かされる部分もあるのではないでしょうか。
しかし、このような評価は不動産鑑定評価には馴染まず、風水鑑定として行うべきなんでしょうね。
ディープラーニング
2018-12-01
カテゴリ:固定資産評価
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今回のブログは歴史ものではなくて、業務に関する内容で書きます。
ここ2、3年でAI機械学習に関する分野はSVM(サポートベクターマシン)と呼ばれる手法から、ニューラルネットワーク(とくにディープラーニング)と呼ばれる手法に潮流が変化したようです。そのあたりの事がこの本に解りやすく書いてあります。
ある判断をAIを使って行う場合、旧来の機械学習の手法であるSVMでは判断の材料となる特徴の抽出方法を人間が設計して入力しなければならなかったのに対して、ディープラーニングではこの特徴の抽出方法をコンピューターに自動でやらせるという違いがあります。当社の業務は不動産の評価を主体としますが、とくに大量システム評価である固定資産課税評価の分野でディープラーニングの手法が応用出来そうな気がします。実際、航空写真を使用した土地の課税地目の認定や償却資産における太陽光発電施設の拾い出しに、この手法を使った研究がいくつかの企業でなされています。
しかし、課税地目の認定や太陽光発電施設の拾い出しは評価の条件や課税客体を特定するものであり、評価額そのものを算出するものではありません。評価額(路線価ではなく、画地計算や市町村長所要の補正まで含んだ評価額)は、様々な評価条件を勘案して評価方法を組み立てることにより、算出されるものと考えます。よって、評価条件を確定することも確かに重要ですが、評価方法の組み立て方が間違っていれば適正な評価額が求められないことになります。評価条件の確定と評価方法の組み立ての双方がしっかりしてこそ適正な評価額が導き出されるものと思います。
航空写真を利用した課税地目の認定や太陽光発電施設の拾い出しは航空測量会社さんが得意分野ですのでお任せするものとし、当社のような鑑定会社は評価方法の組み立てに関する分野でAIを活用した貢献ができないものかと模索しています。
国宝 金蓮寺弥陀堂&西尾城
2018-11-23
カテゴリ:歴史鑑定,城
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依佐美送電所鉄塔
2018-11-18